ITパスポートに落ちるのはやばい?2人に1人落ちる試験なのでやばくはない
結論、ITパスポート試験の合格率は50%程度で2人に1人落ちている試験です。
以下はここ数年の合格率となりますが不合格者は25万人に及びます。
ITパスポートに落ちるのはやばいとなると25万人の方々もやばいということになるのでしょうか?
ITパスポート試験は1問1問の難易度は覚えれば難しくはないが覚えることが多いため難しいという特徴があります。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2020年度 | 131,788名 | 77,512名 | 58.8% |
2021年度 | 211,145名 | 111,241名 | 52.7% |
2022年度 | 231,526名 | 119,495名 | 51.6% |
そのためITパスポート試験自体に落ちることはやばいわけではありません。覚えるために時間を要するので、準備不足だと残念ながら落ちてしまいます。
日頃から自己啓発を心掛けており、試験日まで計画的に十分な学習量を確保した方からすれば難易度は高くないと思われます。
また、学校のカリキュラムなどで一通り学習してきた方においても試験範囲を網羅した学習ができているので、難易度としてはかなり簡易だと思います。
ただ、会社から資格は取るように言われてるが、フォローが全くないなどの状態などでは一気に難易度が上がります。
ITパスポート試験が2人に1人は落ちてしまうわけ
ITパスポート試験には以下の特徴があるため難しく2人に1人は落ちてしまいます。
ITパスポート試験の問題は過去問とまったく同じ問題が出題されません。(上位の基本情報技術者や応用情報技術者については同じ問題がでますが、ITパスポートについてはほとんど「同じ問題文、同じ選択肢」がないのです)
そして、試験範囲が膨大です。大抵は知っているかどうかで解答することができる一方で、知らない問題は勘となります。
何より職場からのフォローが全くないなどの状態は難易度激高です
会社によっては受験料については会社負担だったり、合格したら報奨金とか支給される企業等あります。
その場合は、ITパスポート試験を会社として少なからず評価しており、そういった環境に身を置く受験者の方は受験に対するメリットを感じることができ、良いほうの2人に1人となることができます。
なお、全くフォローがない場合などでは、何かしら学習しなくてはとなりますが、ベンダー系の資格は受験料が激高なので、情報系の国家資格で評価されそうだな~ということで「情報処理試験」を受験することとなります。そして落ちる人は以下にたどります。
- 「情報処理試験」のうち最初はITパスポートから資格の勉強を始めますが、学習を始めていくうちに知って置いて損はないけど、業務で使用していないし、優先度高くないな~となります。
- 受験料負担も自己だし、報奨金となるとそもそもモチベーションが高くありません。後回しにします。(ITパスポート試験は入社して1~2年時に取得が目安と言われますが仕事を覚えるのに精一杯なので資格取得のメリットが少ないほど後回しになります。)※私みたいにそもそも教材を買わないといったこともしたりします。
- 次第に、受からなくてもいいや~となったりします。
- いつの間にか試験日になります。必要な学習範囲を網羅できず悪いほうの2人に1人となってしまうことがあります。
私の個人的な意見となりますが、フォローがない場合って、落ちるのってしょうがなくないと思うのですよね。
メリットを感じれないわけですから・・・
そうなると、「ITパスポート試験に落ちるのはべつにやばくない」という結論に辿り着きます。
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