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SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)とSNMP(Simple Network Management Protocol)の違い
SMTPとSNMPはいずれもTCP/IP環境上で使用されるプロトコルです。
似たような名称のため、用途を整理しました。
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)
SMTPはSimple Mail Transfer Protocolの略。TCP/IPネットワーク上でメールを転送するためのプロトコルです。
Transfer(移行)の用語のため、送受信どちらか混乱しますが、メール送信に利用します。
メール受信するために使用するプロトコルとしてはPOP(Post Office Protocol)やIMAP(Internet Message Access Protocol)を利用します。
SNMP(Simple Network Management Protocol)
SNMPはSimple Network Management Protocolの略。TCP/IPネットワーク上でルータ、スイッチ、サーバなどネットワーク上の機器の情報を収集して、監視や制御を行うためのプロトコルです。
SNMPを利用することにより、導入したネットワーク機器を監視することができるので、ネットワークに障害が発生した場合にどの機器に障害が発生したのかをすぐに突き止められるなど、迅速な障害復旧に役立ちます。
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