「危険物乙四は簡単だよ!少し勉強すれば楽に取れるよ!」
工業高校出身の友人が昔、言っていた記憶があったので楽勝だろうと高を括っていて勉強を始めたが…
「難しい…、簡単に!とは言い難かった!」
調べてみると…合格率は「30~40%程度、つまり…10人中6~7人落ちる試験なのである」
普通に、危険物乙四難しいじゃん!
この記事では、実際に危険物乙四を学習し受験した経験を踏まえ「危険物乙四は難しい理由」について紹介します
●この記事で分かること
- 危険物乙四は難しい理由!ノー勉だと落ちます
- 危険物乙四の合格の近道は赤本(チート)を使用せよ
Contents
危険物乙四は難しい!10人中6~7人落ちる試験
ツイッターで調べてみると、稀に合格率1割ということもあるようです。
そういえば乙四合格してました
今回の会場での合格率1割やったみたいやけどなんとか合格できてよかった!
キーパーコーティング2級と乙四どっちも合格できたけんこれで一安心— 水野拓司 (@takupanman23) December 7, 2018
試験自体も難しい時と簡単な時があるようで、合格率は平均すると30~40%に落ち着くようです。
それでは、なぜ「危険物乙四は難しい」となるのか解説していきます。
乙四が難しい理由①:知っているか否かの暗記ゲー、つまり対策をしていないと解けない!
危険物乙四の試験範囲を大別すると次の3つである
- 危険物に関する法令で15題
- 基礎的な物理学及び基礎的な科学で10題
- 危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法で10題
このうち①と③は完璧な暗記ゲーだ
②については、中学(または高校)時代に、理科(または物理化学)をまともに学習していれば、勉強を全くしなくても合格ライン(60%突破できます。)
ただし、① 危険物に関する法令、③危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法は義務教育上では学びません。
危険物乙四専用に勉強しなければならず、簡単だと高を括っていたら、落ちてしまいます。
乙四が難しい理由②:合格基準がそれぞれの科目で60%以上の正解
危険物乙四で合格するためには、
①危険物に関する法令で15題中9問以上
②基礎的な物理学及び基礎的な科学で10題中6問以上
③危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法で10題中6問以上
を正答しなければなりません。
各科目60%以上というのは結構難しいです。
得意な範囲、苦手な範囲それぞれありますが、苦手分野でも60%得点せよということです。
中々酷なことを要求していますね…
10人中6~7人落ちるのもしょうがないと思います。
乙四合格するためには、赤本を使用して繰り返し学習せよ!
危険物乙四を攻略するためのチート本➡赤本
「危険物乙四は簡単だよ!少し勉強すれば楽に取れるよ!」と話していた友人は続けてこう話していました…
「赤本を繰り返すだけで合格できるよ!」
…………何ソレ?
赤本の別名は「乙4類危険物取扱者 受験教科書」
という株式会社 向学院が出版されているものです
書店で参考書や問題集を探していたわけですが…
無かったんですよね…
それもそのはず…工業高等学校の受験指導用に出版されているもので一般の書店では販売していないようです。支払いも代金引換着払と郵便振替のみのようです。
工業高校の友人のクラスは卒業までには全員乙四を取ったらしいので…
チート本ですね…
危険物乙四の赤本について調べてみると凄さが見えてきます。
高校卒業レベルの学力をお持ちの方であれば、株式会社 向学院が発行している「乙4類危険物取扱者 受験教科書」(通称、赤本)のみを繰り返しやるだけで、十分に独学で一発合格できると思います。他に教材は一切不要です。
正直な感想を言いますと、赤本はページ数は135ページと薄く、地味なモノクロ印刷で紙質もいまいちで、なんというか、安っぽくて古臭い印象があって本当にこれだけで大丈夫なのかと心配になるレベルです。
ただ、内容はピカイチで、試験に高い確率で出題されるポイントに絞って解説がされていて無駄がなく、乙四を最短で効率的に合格するためには最適の教科書だと思います。
引用元:危険物乙4の資格を取得したので勉強法・コツ・語呂合わせ等をまとめてみた。 – がちゃのーと。 (gotcha-note.com)
向学院のテキストを使い、一回で合格しました。
今年の3月から勉強を始めて6月の試験で無事合格です。
物理化学は90、性状100、法令93の結果でした。
正直、物理化学の知識はもとより危険物の知識もゼロからのスタートでかなり不安がありましたがテキストが簡潔かつ頻出の多い例題等が多数あり反復して学ぶ事でこの結果になりました。
赤本を繰り返し解けば合格できるようです。
何より大事なのは、繰り返し学習すること
危険物乙四のチート本では135ページ、
膨大な範囲をひたすら広げ学習するのではなく、ポイントを絞れということを物語っています。
そして、赤本のコンセプトは、「赤本だけを3回やれば合格できる」です。
合格するために必要なのは反復学習❕
如何に早く試験範囲を終えて繰り返しの学習に入っていくかというのが重要です。
おまけ:同僚が使用していた参考書
私は、赤本を使用して難なく合格しましたが、申込がすごく面倒でした…
まあ、チート本なわけですから多少は苦労せよ…とのことでしょう。
とは言っても、アマゾンや楽天などでポチっと購入したい方向けに会社の同僚が使用していた問題集を紹介します。
コツは繰り返して学習することのようです。
赤本と同様にとにかく試験範囲を繰り返し学習して覚えよ!…ということですね。
満点では無くて、及第点を目指すテキストで学習時間の短縮が可能なテキストのようです
※ただし、10日では厳しいとは言っていました
📝〜口コミを紹介〜
「10日で合格!」とありますが、もう少し多く見積もっておおむね14日くらい見ておいたほうがよいです。まず記載のとおり10日のスケジュールを愚直にこなし、これに加えて最後3~4日はスピードを上げて本書を繰り返し読みなおし、ネット上にある過去問題にもあたって苦手分野は覚えなおすなどしておきましょう。最終盤には本書とは別の模擬試験を実施して合格点が取れることを確認し、自信をつけて本試験に臨みましょう。本書は大胆に化学式計算やボイルシャルルなどを完全に捨てているので、本試験で初めてお目にかかる問題に面食らうことになりますが、本書掲載の類題を落とさなければ合格点は固いです。
以上、本書(とネット上の問題)だけを使用した自分の実体験です。本書は目的を合格点をとることのみに絞った良書と思います全部を覚えるのではなく要点をまとめているので合格だけ求めるのであればいい商品だと思いました。
そもそものコンセプトが“満点ではなく及第点を目指す”なので省くところはかなり省いてあります。
逆に言えば“これだけは絶対覚えろ”という最重要ポイントだけがまとめられているので忙しい学生や社会人には使いやすいかもしれません。
本書を使うのであれば、書かれている内容はほぼ完璧に覚えましょう。それで大体7〜8割くらい得点でき、合格点には持って行けます捨てるとこは捨てると言った感じの本です。
これとネットの過去問を合計6時間で合格できました。化学基礎を高校でやったばっかなのでよかったです。
危険物乙四の試験時間について(2時間、途中退室は35分から可能です)
危険物乙四の費用について(試験申し込みから免状取得まで思ったより値段が高い件)
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