「危険物乙四の合格率は例年、30%~40%程度」
他の乙四以外の乙種危険物については、「60%~70%」
簡単と聞いたのに合格率が低い? なぜ?
この記事では、危険物乙四の合格率が低い理由について紹介します。
●この記事で分かること
- 危険物乙四の合格率が低い理由:全科目60%以上の得点しなければいけない合格基準
- 何周も問題集を繰り返す必要がある
- 他の乙種危険物と比べて合格率が低い理由は科目免除制度で免除してもらっているから
Contents
危険物乙四の合格率は30%~40%程度と低い3つの理由
低い理由①:全科目60%以上の得点しなければいけない合格基準
各科目で60%以上得点するという合格基準は合格率が低くなる要因の一つです。
危険物乙四で合格するためには、
①危険物に関する法令で15題中9問以上
②基礎的な物理学及び基礎的な科学で10題中6問以上
③危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法で10題中6問以上
を正答しなければなりません。
人それぞれ得意科目、苦手科目があったりします。
苦手科目でも60%以上を取るというのは言うまでも無く難しいです。
乙四の合格率が低くなるのは容易に想像できます。
危険物乙4は難しい(難しい理由について~舐めていると落ちます)
低い理由②:何周も問題集(テキスト)を繰り返す必要がある
試験科目である危険物に関する法令と危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法は完璧な暗記科目です。
覚えてしまえば、試験問題は楽に解ける。逆に覚えなければ得点できないような問題は多いです。
テキストや問題集を1周したら覚えれる人もいますが、その場合は試験範囲全部得意科目であると言えます。
前述のとおり、各科目で60%取る必要があり、苦手な分野は1回で覚えることは難しい。どうやって覚えれば良いかというと、繰り返して学習する必要がある。
テキストを何周も回すというのは、特に苦手な部分の暗記はきついので投げ出したくなるので結局1回やって終わりとなる可能性が高い。
➡結果合格率が低くなります
低い理由③:他の乙種では60%~70%科目免除を使ってもこの合格率となると試験問題が難しいので合格率は低い
乙種には科目免除制度があります。
危険物取扱者の資格を取るにしても、
まずは、乙四から始める方がほとんどです。
他の乙種は乙四を合格し、科目免除制度を使われることが容易に想像できます。
それを加味(③危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法のみ)して、合格率が60%から70%となると試験自体も元々難しいものと読み取れます。
危険物取扱者試験については、乙四がずば抜けて合格率が低いことで有名なのじゃよ
それはなぜかというと「科目免除なしの状態で最初に取得するのはほとんど乙四だから」
— 水智あきら@日常垢 (@arika_kaoru) May 14, 2020
乙四合格するためには、繰り返し学習すること
合格するために必要なのは反復学習❕
何回も繰り返して学習して覚えましょう。
1回で覚えられないのは当然です。
私の場合は、問題集を1周終わった後に解いた模擬試験の成績は
①危険物に関する法令は15題中5~7問
③危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法は10題中3~4問くらいでしたが、
反復学習を徹底した結果、試験結果は
①危険物に関する法令で15題中14問
②基礎的な物理学及び基礎的な科学で10題中9問
③危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法で10題中10問
得点することができ、楽々合格できました。
乙四の勉強方法(反復学習をしまくり各科目正解率90%以上で合格できた受験記
合格した経験からも踏まえて、繰り返しの学習は最重要です。
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