行政書士試験の勉強しているとき「なんか行政書士の民法は難しいよなー(他の科目より一層)」と思ったりしていませんか。
この記事では、行政書士試験の民法が難しすぎる理由とその対策について紹介します。
●この記事で分かること
- 行政書士の民法が難しい理由
- 過去問だけでは対応不可の科目、記述式も合わせて勉強することで対応が可能ということ
といった内容について知ることができます。
Contents
行政書士の民法は難しい(難しすぎる理由)
記述式の配点が40点と得点することがそもそも難しい
行政書士試験の民法は76点の配点がありますが、そのうち記述式の配点が40点あります。
この記述式が行政書士試験の民法が難しすぎるの根本原因です。
記述式については、まず選択式問題が解けるようにならないと得点できません。
選択式問題も他の科目より考える問題が多く難しいです
そのため得点することが難しく学習していく上で他の科目より理解を深めながら学習していく必要があります。
記述式の配点は40点もあるため76点中合格点である60%を得点するというのはかなり難易度が高めです。
民法は一通り学習しないと通用しないので難しい
部分的に学習しても本試験や模試等で通用しないのも民法の特徴と言えます。
まずは「分からなくて当然」というスタンスで一通り学習する必要があります。
➡民法はパンデクテン法学と言われる法律の作り方をされており、共通して問題となるテーマを最初に持ってきて、個別的なテーマは後ろの方で検討するという作りになっています。
例えば、民法は「総則」→「物権」→「債権」→「親族・家族法」という並びですが「総則」に時効のテーマがありますが、時効の個別論点としては債権を学び終えてようやく時効の学習が完了します。
つまり、部分的に学習することは通用しずらく、一通り学習しなくてはいけない上、復習する上でも上記の例だと総則・債権と行ったり来たりする必要もあり学習しずらいのも民法の難しい理由となります。
難しい民法の対策のポイント(過去問の暗記と記述式対策で理解を深める)
行政書士の民法は過去問の暗記と記述式対策で理解を深めれば得点を高めることができます。
具体的には以下のように学習します。
- 過去問の解説の内容を理解する。(解説に書かれている内容を理解する。)
- 記述式対策で学習していく過程で民法の理解を深めていく。
選択式問題は類似の問題も出題されるため、過去問の解説の内容を理解できればある程度解けるようになります。ただし、記憶に定着させるため繰り返しの学習が必要になります。
選択式問題の難易度も他の科目より難易度が高いが記述式の対策していくと自然と選択式問題解くための知識も向上していきます。
ただし、民法の学習範囲が広い上に「選択式問題の対策と記述式問題の対策」と二重の対策をしないといけないため時間がかかるということを理解した上で学習していく必要があるということを念頭において学習していかなければいけません。
過去問は単元別に学習することと記憶に定着させるための繰り返し学習の観点から肢別過去問集で学習することをオススメします。
記述式の学習は過去の問題は出題されない特性上、すべてオリジナル問題で構成されている「出る順行政書士」の記述式
がオススメです。
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