毎年20万人以上受験している超人気資格「宅建」
ただし、合格者数を相対的に出している資格のため毎年15%~18%程度しか合格できない試験なわけだ
「難しすぎる!よくよく考えらた無理ゲーじゃん!!」
この記事では、「宅建が難しくて無理ゲーな理由」について紹介します
●この記事で分かること
- 宅建って上位15%~18%に入らなければ合格できない超難関資格
- 択一のみなので、一問一答の精度を高めることが合格の近道
Contents
宅建の難しい理由(上位15%入ることが無理ゲーな件について)
まず、上位15%に入ることは中々難しいです。宅建を受験する方は会社の指示の方や自己啓発のために学習するなど受験者それぞれで異なりますが、受験すると決めた点が共通点としてあります。
宅建試験を申込をして当日受験しないという方は一定数います。試験日に残念ながら都合がつかなくなったからという人も一定数いることは承知ですが、大半の方は「勉強あまりしなくて合格は無理ゲーだろう」ということで会場に行かないという選択をしたのが容易に想像できます。
受験会場に行く時点で多少なりとも学習はしているはずなので、その中で上位15%に入るということは中々難しいことです。
宅建は試験範囲が膨大で難しい
宅建の試験は宅建業法で20問、権利関係14問、法令上の制限8問、税・その他8問の構成となっており試験範囲が広いのが特徴です。
科目 | 出題数 | 問題番号 |
---|---|---|
宅建業法 | 20問 | 第26問~第45問 |
権利関係 | 14問 | 第1問~第14問 |
法令上の制限 | 8問 | 第15問~第22問 |
税・その他 | 8問 | 第23問~第25問 第46問~第50問 |
その中で特に権利関係では民法や借地借家法(土地や建物を借りる人を保護する法律)、不動産登記法などが出題されるため範囲が膨大なわけです。
一方で、宅建業法は出題範囲がほぼ「宅地建物取引業法」のため、学習量に比例し得点を上がりやすいです。
宅建を受験するにあたり、権利関係から学習を始めると膨大な範囲のため挫折しやすいですが、出題数も多い、権利関係を捨てるとなると合格は厳しくなります。
試験科目にかける学習時間のバランス感覚も難しい要因の一つです。
相対試験で上位15%付近に入らなければ合格できないのが難しい
宅建は相対試験で上位15%付近に入らなければいけない所がかなり難しい点です。
令和2年度の(10月実施)では合格点が38点でした。
いつもなら合格できている36点、37点取れていたとしても、周りも点数が取れていれば不合格になってしまう。
他の方も学習している中、如何に上位15%を超えるようにという点が中々難しいことを要求してきてます。
準備されてきた人を出し抜くという所が「結構無理ゲー」だと思うわけです。
年度 | 合格点 | 合格率 | 受験者数 | 合格者数 |
令和5年度 | 36点 | 17.2% | 233,276人 | 40,025人 |
令和4年度 | 36点 | 17.0% | 226,048人 | 38,525人 |
令和3年度 (12月実施) |
34点 | 15.6% | 24,965人 | 3,892人 |
令和3年度 (10月実施) |
34点 | 17.9% | 209,749人 | 37,579人 |
令和2年度 (12月実施) |
36点 | 13.1% | 35,261人 | 4,610人 |
令和2年度 (10月実施) |
38点 | 17.6% | 168,989人 | 29,728人 |
令和元年度 | 35点 | 17.0% | 220,797人 | 37,481人 |
まずは試験範囲を網羅、そして繰り返す
権利関係等は得点できるようになるまで時間を要します。完璧に理解となると時間が足りなくなる可能性が高くなるので、まずは試験範囲を網羅するためにテキストと問題集をさらっとした感じで解き、とにかく繰り返して学習していくことで知識を身につけていけば良いと思います。
過去問を一問一答で解きたいのであれば、宅建試験ドットコムのサイトがよいです。
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書籍の場合は「2024年版 宅建士 合格のトリセツ 頻出一問一答式過去問題集 」がよいです。
過去問道場は今までの過去問の解説ある一方、消化しきれない可能性があります。
そういった点で、重要な過去問を消化したいという場合は書籍にて購入するのも手です。
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