ビジネス実務法務検定3級が2023年度より難しくなりました
●この記事で分かること
- ビジネス実務法務検定3級が難しくなった根拠
Contents
ビジネス実務法務検定3級が難しくなった件について
2023年度のビジネス実務法務検定3級がかなり難しくなりました。
難しくなった理由は以下の2点です。
- 問題のレベルが上がった
- 出題形式の変更で得点しにくくなった
⇒その結果合格率が下がったし、出題形式の情報を集めるとそりゃ~下がるよね・・・となる
圧倒的に低くなった合格率
難しくなった根拠としては合格率が前年度より圧倒的に下がっています。
出題形式が変更される前の合格率は75~85%程度でしたが、変更後の合格率は47.8%と2人に1人が落ちる試験となりました。
年度 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
---|---|---|---|
2023年度(第1シーズン) | 7,344 | 3,511 | 47.8% |
2022年度(合計) | 13,568 | 11,293 | 83.2% |
2021年度(合計) | 14,279 | 12.601 | 88.2% |
2020年度(合計) | 9,372 | 7,097 | 75.7% |
10人受けたら7~8人合格する試験から、2人に1人しか合格できない試験へと変貌しました。
どうしてここまで難しくなったのか分析すると、出題形式がかなり厳しくなりました。
そりゃあ合格率落ちるよね~という出題形式
※2023年度の実際の試験は受験していないため、ネット上で集めた内容となります。
出題形式変更前
- 一問一答形式
- 4肢択一
- 穴埋め(多岐選択式)
出題形式変更後
- 問題文A,Bに対して「Aが正しい、Bが正しい、両方正しい、両方誤り」の問題
- 4つの問題文に対する○×の組み合わせを選ばせる問題
- 2つの問題文のどっちかが正しいかという問題
出題変更前の一問一答形式なんか※48回試験ですが、30点分ありました。
あっているものは①、誤っているものは②という出題形式ですが、これは適当に書いても15点は保証されているのです。
多岐選択式(穴埋め)についても、学習経験者であれば、ほぼほぼ絞れるようなイメージでした。
4肢択一は分からなくても25%は得点できるので、比較的得点しやすい出題形式でした。
で、変更後はどちらが正しいか選ぶ二択問題だけでなく、四肢すべての正誤がわかってないと答えられない問題形式になっちゃいましたね。
更に問題の内容も難しくなっているようです。
そりゃあ~合格率は低くなるよね~といった具合だ・・・
対策は公式テキスト・公式問題集でするのが良さそう
ビジネス実務法務検定は公式のテキストが出ているが近年は公式以外の方がページ数も少なく良い口コミも多く見られた。
ただし、試験問題も公開されなくなった現在は公式問題集等で対策するのがベストになりつつあるのかもしれない。
私が受験したときは公式テキスト・問題集で細かく学習したので高得点(今より難易度はかなり低いだろう・・・)で合格できた※その分かなり時間も掛けました・・・
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