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基本情報技術者試験の合格が難しくなる件について(CBT/IBT導入後)
2023年4月から導入される基本情報技術者試験の合格は難しくなるだろう
ただし、一時的にという枕詞がつく
難しくなる理由としては、出題形式の変更による影響が大きいのは言うまでも無いだろう。
科目A試験 | 科目B試験 | |
試験時間 | 90分 | 100分 |
出題数 | 60問 | 20問 |
出題内容 | 現在の午前試験に準じる | 「アルゴリズムとプログラミング」(擬似言語による出題)「情報セキュリティ」の二つの分野中心の構成に変更。 ※「アルゴリズムとプログラミング」(疑似言語による出題)8割と「情報セキュリティ」2割を想定。 |
注目すべき点としては「アルゴリズムとプログラミング」(疑似言語による出題)8割
という点だ…
アルゴリズム・プログラミングが苦手な人は合格が難しくなる
基本情報技術者試験は午後が難しい。
アルゴリズムとプログラミングの問題が特に難しい
苦手にしている人も多いのかその分野だけで個別の対策本もあるぐらいだ
基本情報技術者試験にCBT試験が導入された際に、アルゴリズム、プログラミング言語の午後の割合が40%➡50%に上昇したが、4月からは80%へと上昇する形になるのだ
IPAのサンプル問題を見てみると、まだ、4択であれば25%で得点できるが、現行の午後の問題と同程度の選択肢がある。
参考:基本情報技術者試験 科目Bのサンプル問題 (ipa.go.jp) (外部サイト)
一方で、プログラミング・アルゴリズムが得意な受験生は
「基本情報技術者試験がすごく簡単になった」
と意見が2極化しそうである。
試験問題が公開されないため、合格が難しくなる
2023年度から一時的に合格が難しくなるという理由として、試験問題が公開されないという点にあるだろう。
試験制度の改正に伴い、午後の試験対策が難しくなるのは言うまでも無い。
今までの基本情報技術者試験の対策としては、午前・午後ともに過去問演習で実力を養っていくことができた。
ぶっちゃけ私自身もテキスト1周したが、合格の決めてとなったのは、過去問演習サイトだ
ひたすら演習を繰り返すことで合格することができた。
基本情報技術者過去問道場|基本情報技術者試験.com (fe-siken.com)
一通りのテキストを読み終えて、あとは問題を解く経験を積み重ねていくだけって感じのところなんですが、過去問を解くなら、この過去問道場がいい。
» 基本情報技術者過去問道場|基本情報技術者試験.com https://t.co/TxSNhEZ1Vm pic.twitter.com/fheJDPNBEU
— 想 詩拓@文芸サークル『文机』 (@sou_sitaku) October 26, 2021
2023年度からも科目Aについては、今までの過去問(午前)を解けば問題ないと思われるが、問題は科目Bだ。
2023年度の公開問題が公開されるのは、まだまだ先だろうし、現在のCBTと同様にどういう問題がでたかは受験者は発信することもできない。
対策本を出版してくださる出版社もそのため、科目Bの取り扱いが難しいのは言うまでも無いだろう。
合格目指すなら、CBT/IBT移行前か、情報がある程度出てからかのいずれか
上記の理由から、2023年度当初としては、一時的に合格するのが難しくなるであろう。
ただし、試験問題の文章量が減ることや、通年受験化より何度も受験することができることから、時間の経過すれば、難易度としては、現行の基本情報技術者試験よりも難易度としては簡単になると思われる。
既に基本情報技術者試験の勉強を始めているのであれば、移行までに合格することをオススメしたいです。
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