「行政書士の民法の学習をしているが覚えられない。頭に入らない。」と思っていませんか。覚えられないとモチベーションにも関わってくるため挫折感があったりします。ただし、
「行政書士の民法は覚えられなくて当たり前です」
この記事では、行政書士の民法が覚えられない理由と対処法を解説します。
●この記事で分かること
- 行政書士の民法は覚えられなくて当たり前、頭に入るまで反復学習が必要で時間を要する
- 行政書士の民法を覚えるための学習法
といった内容について知ることができます。
Contents
行政書士の民法は覚えられなくて当たり前
まず、行政書士試験の民法は覚えられなくて当たり前です
そもそも、1000条以上の条文の内容を覚えている方が存在するのでしょうか。※私自身、行政書士試験の受験の際にそもそも六法を購入すらしていません。
それでも、本試験では民法で6割近く得点できたと思います。(行政法の記述の正確な点数がわからないため感覚となりますが…)
そもそも、民法は一通り学習してようやくスタートラインに立つことができます。
➡民法はパンデクテン法学と言われる法律の作り方をされており、共通して問題となるテーマを最初に持ってきて、個別的なテーマは後ろの方で検討するという作りになっています。
例えば、民法は「総則」→「物権」→「債権」→「親族・家族法」という並びですが「総則」に時効のテーマがありますが、時効の個別論点としては債権を学び終えてようやく時効の学習が完了します。
つまり、部分的に勉強して覚えられないのはまだ学習範囲を網羅すらしていません。覚えられなくて当たり前です。
まずは「分からなくて当然」というスタンスで一通り学習する必要があります。
覚えられない民法の対策のコツ
民法は過去問で試験範囲を網羅しよう
1000条を超える民法を条文全て覚えている方はほぼいないと思います。
一通りの学習をしていくことでようやく覚えていく過程に辿り着きますが、細かい論点まで学習していくと、一通り学習を終えるまでにかなりを時間を要する挙げ句に「頻出の内容」が分からなくなります。
そこで、オススメなのが「合格革命行政書士肢別過去問集」となります。
体系別の一問一答形式の問題のため繰り返し出題されているような論点を過去問を通して分かります。
合格革命行政書士肢別過去問集は○年度の○問目の選択肢の○番目まで記載があり、選択肢別で見てみると、複数回出題されている旨も読み取れます。
過去問を一通り学んだら記述式対策もする
過去問で一通り学習したら記述式問題に取り組んで行きましょう。
ただし、「記述式問題も最初はほぼほぼ解けません」(私はそうでした…)
試験範囲を1周しただけで、自然と記述できるようにはなりません。そのためのトレーニングをしていく必要があります。
記述式の問題は試験範囲の理解をより深めます。
記述式の学習は過去の問題は出題されない特性上、すべてオリジナル問題で構成されている「出る順行政書士」の記述式
がオススメです。
肢別×記述式対策でようやく点数が取れていく
過去問で論点を抑え選択式問題を取れるようになり、記述式対策でようやく記述式問題もかけるようになってきます。
つまり、「時間が掛かります」
過去問の量も多く他の科目より時間がかかるため「覚えられない」のと感じることもありますが、覚えられないは当たり前、時間がかかるものなので、まずは得点できる(=覚える)学習量をしていきましょう。
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