行政書士試験は過去問だけで合格できるかどうか気になる方がいると思います。
今回の記事では行政書士試験を過去問だけで合格できる人の特徴について解説していきます。
●この記事で分かること
- 行政書士試験を過去問だけで合格する人はいるという事実
- 過去問だけで合格できる人は十分な知識をすでに持っている
といった内容について知ることができます。
Contents
行政書士試験を過去問だけで合格する人はいる
行政書士試験は過去問だけで合格できるか否かとなりますが、少数ではありますが、合格する人はいます。
ちょっと勘違いされてる方が多いと思いますので書きます。
行政書士試験は過去問で合格できます。(僕は過去問だけで238点)
ただ、過去問の勉強において研究をしましたか?出てきた条文を読んでみましたか?その判例を調べてみましたか?
資格試験は研究です。— はる (@haru_0920_1978) December 8, 2020
https://twitter.com/mim555mim/status/1380823717559820288?s=20&t=zlwWkWi4XupsOuRmX9HZNQ
上記の方々のように実際に過去問だけで合格できる人もいます。
過去問だけで8割弱本試験で得点もできるようです。
※実際に私の知人でも行政書士試験は過去問だけで合格した方もいるため不可能ではないようです。
ただ、私の場合は過去問だけで対策していたらおそらく落ちていました。(※一般知識で足切りになっていた。)
行政書士試験に必要な法律知識をすでに備えている場合
司法試験の法律の学習経験者であれば、十分な知識を備えていると思われます。
40字記述式問題も特別な対策をしなくても最初からある程度解くことはできるものと思います。
そういった場合は、過去問だけの対策で合格点を確保することができるものと思います。
一般知識の教養も備えている必要がある
過去問だけで行政書士試験に合格できる人は一般知識等の出題も試験勉強の開始前からある程度解けています。
時事的な問題もある程度ありますが、政治・経済・社会の問題は今までの学習歴によって難易度が大きく変わります。(大学入試等でガッツリが学習されているなど…)
時事的な問題も公務員試験などで時事の対策をしていれば、行政書士の試験対策として勉強時間を大きく削減できます。人によっては不要です。
文章理解の問題についても同様に解ける人ははじめから解けます。
司法試験の法律の学習経験者である方は、一般知識も備わっていることが多いため、「行政書士試験は過去問だけで合格できる」というケースもあり得てしまいます。
行政書士に過去問だけで合格できるかどうかの判断基準
行政書士試験に過去問だけで合格できるかどうかは受験される方の学習経験に大きく左右されます。
直近の過去問を解いてみてどの程度解けたかで決めれば良いと思います。
- 法令問題で、選択式問題・記述式問題ともに解け、一般知識問題も問題なく得点できる場合⇒過去問だけで合格できる可能性あり
- 法令問題で、選択式問題・記述式問題ともに解け、一般知識問題が思うように解けない場合⇒別途一般知識対策をする必要があるため、過去問だけでは厳しい
- 記述式問題のみ解けない場合⇒記述式問題の対策を別途行う必要があるため過去問だけで合格は厳しい
- 法律初学者⇒過去問だけで合格は厳しい
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