JavaScriptの条件分岐(if文)について使い方をまとめました。
●この記事で分かること
- if文の使い方
【JavaScript】条件分岐(if文)の使い方
if文
//if文の構文
if(条件){
<処理>
}
if文は最も基本的な条件式です。ifは日本語訳で「もしも」という意味です。
if文の構文である、if( <条件> )<文> もしも<条件式> に合致する(true)ならば<処理> を実行します。
例えば、変数num =1とし、<条件式>をnum == 1とすると、num =1のため、条件文として当てはまります。
let num = 1;
if (num == 1) {
alert(num);
}
// 実行結果
1
if-else if-else文
//if-else文の構文
if(条件1){
<文1>
} else if(条件2) {
<文2>
} else {
<文3>
}
if文では<条件式>が合致する(true)場合に文を実行します。合致しない場合は、else文で合致しない(false)場合に文を実行することができます。
elseは日本語訳で「それ以外」という意味です。
以下の例文に例えると分かりやすいです。
let num = 2;
if (num == 1) {
alert("numは1です");
} else if (num == 2) {
alert("numは2です");
} else {
alert("numは1,2以外です");
}
// 実行結果
numは2です
// 実行結果(let num = 3)とした場合
numは1,2以外です
日本語訳で考えながら読んでいくと、分かりやすくなります。
「もしも num が 1ならば~する。⇒ if (num == 1)
それ以外でもしも num が 2ならば~する。⇒ else if (num == 2)
それ以外ならば~する。⇒ else」
elseは「それ以外」の語訳のとおり、条件式に合致した場合、後続の処理には進みません。
if文で否定
// ifで否定する場合の構文 値1 != 値2 //値1と値2が等しくないかどうか 値1 !== 値2 //値1と値2が等しくない、または型が異なるかどうか
if文で否定(条件を反転)する場合は「!」を使用します。
let num = 2;
if (num != 1) {
alert("numは1以外です");
} else {
alert("numは1です");
}
// 実行結果
numは1以外です
以上・以下・より大きい・より小さい
// ifで以上・以下・より大きい・より小さいを比較するための構文
// 以上:aはb以上
if(a >= b){
<文>
}
// 以上:aはb以下
if(a <= b){
<文>
}
// より大きい
if(a > b){
<文>
}
// より小さい
if(a < b){
<文>
}
「以上・以下・より大きい・より小さい」などの比較して条件を判定したりします。数値の比較で利用されるため、int型等の変数の比較で使用されます。
「以上・以下・より大きい・より小さい」など比較するための演算子を「比較演算子」と言います。比較演算子は以下の表にまとめました。
| 記述方法 | 意味 | |
|---|---|---|
| 不等号 | A < B | AはBより小さい |
| A > B | AはBより大きい | |
| A <= B | AはB以下 | |
| A >= B | AはB以上 | |
| 等号 | A == B | AはBと等しい |
| A != B | AはBと等しくない |









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