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【応用情報技術者】ヒューマンインターフェースの用語メモ
アクセシビリティ
アクセシビリティ(Accessibility)は、情報、テクノロジー、環境、製品、サービスなど、あらゆる領域において、あらゆる人々が平等に利用できるように設計され、配慮された状態や特性を指します。
Webページの設計の例のうち,アクセシビリティを高める観点
- 入力が必須な項目は,色で強調するだけでなく,項目名の隣に”(必須)”などと明記する。
ニモニックコード(Mnemonic Code)
ニモニックコード(Mnemonic Code)は、表意コードとも言い、値から対象のデータが容易に連想できる英数字・記号の組合せをコードとして割り当てる方法です。他のコードよりも桁数が多くなりますが、利用者が記憶しやすい利点があり、商品番号や製品の型番としてよく使用されています。
例)
国名:日本→JP、アメリカ→US
パンくずリスト(Breadcrumbs list)
パンくずリスト(Breadcrumbs list)は、比較的大規模なWebサイトで、利用者が現在どこの階層のページにいるのかをユーザに知らせ、現在位置を見失わないようにする目的で設置されるユーザインタフェース(UI)部品です。各文字列がそれぞれのページへのハイパリンクとして機能し、Webサイトのナビゲーションを補助する役割を持っています。
フールプルーフ
フールプルーフ(Fool Proof)は、不特定多数の人が操作するシステムに、入力データのチェックや、エラーメッセージの表示などの機能を加えることで、人為的ミスによるシステムの誤動作を防ぐように設計する考え方です
フールプルーフに該当するもの
- メニュー画面上の使用権限のない機能は,実行できないようにする。
ユーザビリティ評価手法
- どれだけ利用者がストレスを感じずに,目標とする要求が達成できるかをいう。
アンケート
(質問紙法)専門家が用意した質問用紙を多数の利用者に配布し、記入したもらった回答を分析することで評価する手法。
回顧法
被験者にタスクを実行してもらい、専門家がその行動を観察し、事後の質問への回答とともに分析する手法。
思考発話法
被験者にタスクを実行してもらい、その操作を行っている間、考えたことや感じたことを口に出してもらうことで利用者の感じ方や思考を分析する手法。
認知的ウォークスルー法
複数の専門家が、設計仕様書や紙のプロトタイプを見ながら、対象となるユーザの行動をシミュレーションしていくことで問題点を明らかにしていく手法。人の認知過程を基準にする。
ヒューリスティック評価法
複数の専門家が、設計仕様書や紙のプロトタイプを見ながら、既知の経験則に照らし合わせて問題点を明らかにする手法。ヒューリスティックとは「経験則」の意で、専門家の経験則を基準にする
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