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【Java】繰返し文(for文、拡張for文、while文、do-while文)の使い方

 Javaの繰返し文(for文、拡張for文、while文、do-while文)について使い方をまとめました。

 勉強の記録、内容をできるだけ網羅できるようにしたいです。

この記事で分かること

  1. for文の使い方
  2. 拡張for文の使い方
  3. while文の使い方
  4. do-while文

 

for文の使い方

//for文の構文
for(<初期化式>;<条件式>;<変化式> ){
    <文>
}  

 for文は繰り返し処理の一つです。forは日本語訳の中の「…の間(ずっと)」という意味で使われているものでしょう。

 初期化式、条件式、変化式と初めは覚えていくのが大変だった記憶があります。

●初期化式

 初期化式はfor文の最初に一度だけ実行されます。主にfor文で使用する変数の宣言と初期化に使用します。
  具体的には、int  i = 0 といったような形でしょうか。 後述の条件式には、繰り返しの回数を記載することが多い印象です。※i < 10 ← 10回繰り返す  lengthメソッドを使用して、配列やリストの数分処理を実施するなど…

●条件式

条件式はループを開始するたびに評価され、”true”のときに”{}”内のブロックの処理を行います。この条件式でループ処理を行う回数を指定する事ができます。

●変化式

変化式ですが、これはループ処理が終わるたびに実行される式です。主に条件式で使用している変数の値を増加させるために使用します。

for (int i = 0; i <5; i++) {
    System.out.println(i);
}

// 実行結果
0
1
2
3
4

拡張for文の使い方

for (型 変数名: 配列名もしくはコレクション名) { 
    実行する処理 
}

 配列やコレクションといった複数の要素を持っているものからすべての要素に含まれる値を順番に取り出して処理するために使われます。

 記載方法も、通常のfor文より簡潔に記載できるため読みやすいという利点があります

//配列を使用した拡張for文
String hairetu[] = {"1","2","3"};
for (String str: hairetu) {
    System.out.println(str);
}

// 実行結果
1
2
3

 

//listを使用した拡張for文

List<String> list = new ArrayList <>();
list.add("1");
list.add("2");
list.add("3");

for (String str: list) {
    System.out.println(str);
}

// 実行結果
1
2
3

拡張for文の最後の要素だけ出力を変更することも可能ですが、基本的には通常for文を使用するほうがよいでしょう。

while文の使い方

//while文の構文
while(<条件式>){
    <文>
}  

 while文は繰り返し処理の一つです。whileは日本語訳の中の「その間」という意味で使われているものと思われます。

 for文と比較して、条件式のみの判定のため覚えやすいです。

int i =1;
while(i < 3) {
    System.out.println(i);
    i++;
}
// 実行結果 
1 
2

上記の場合、int iでループ処理を簡潔させるための制御をしています。

例えば、i++が無ければ、1をずっと出力させる無限ループ文となります。

do-while文の使い方

//do-while文の構文
do{
    <文>
}  while(<条件式>);

 do-while文は繰り返し処理の一つです。doは日本語訳で「行う」whileは日本語訳の中の「その間」という意味で使われているものと思われます。

 while文は条件に合致する場合に行われるのに対し(前判定)、do-while文は処理をしてから、判定処理を行う(後判定)ため、最低でも1回は処理を行うこととなります。

int i =1;
 do {
    System.out.println(i);
    i++;
} while(i < 3);
// 実行結果 
1 
2

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